高さについて

建築で使われる高さについては建築物の高さ軒高、天井高、
床高、という言葉などがよく使われますが、ここでは建築物の
高さについて説明します。
建築基準法では建築物の高さの制限が定めたれています。
この高さの制限は建物の建っている地域や土地、土地に対
する建物の位置によって決められています。

用途地域で決められている高さの制限は下表のようになって
います。

 

 

地域 第1種 第2種 第1種 第2種 第1種 第2種 準住居
地域
近隣商業
地域
商業地域 準工業
地域
工業地域 工業専用
地域
用途地域
指定の
ない地域
その他
低層住居専用地域
中高層住居専用地域 住居地域
高さの制限 道路斜線制限

  道路     敷地

高さの10M又は12Mは都市計画で決めらた数値。
 
容積率 距離L(M)
200%以下 20
200%超300%以下 25
300%超 30
容積率 距離L(M)
近隣商業地域
商業地域
400%以下 20
400%超600%以下 25
600%超800%以下 30
800%超 35
準工業地域
工業地域
工業専用地域
指定無し
200%以下 20
200%超300%以下 25
300%超 30
隣地斜線制限
    無し

斜線制限はありませんが高さの制限(10M又は12M)があります。
北側斜線制限 無し
上へ
 
その他の高さ制限と制限の緩和
前面道路の境界線から建築物を後退している場合
 この場合は後退させた分だけ道路の反対側に移動したとして斜線
 規制を適用します。
 右図の場合では道路幅員
l に対しWだけ建築物を後退したときは
 道路反対側もW広がったとして道路斜線制限を引けます。
  後退した部分は以下のものなら建築できます。
   ・軒高(道路中心より)2.3M以下、面積5m2以下道路に沿う壁長
    が全体の1/5以下(以下間口率)の物置等
   ・高さ5M以下(道路中心より)、間口率1/5以下、道路より1M後
    退のポーチ
   ・道路に沿う門又は塀において高さ2M以下(1.2Mを超える部分
    は金網状のもの)
   ・高さ1.2M以下の建築の部分

角度は各地域の道路斜線制限の
角度に準じます。
 
・角地の場合
 どちらか幅員の広いほうを前面道路として、狭いほうの
 道路に 対して広い道路の2倍かつ35Mまでのところは
 広い道路とします。
         

角度は各地域の道路斜線制限の
角度に準じます。
上へ
 
・前面道路の反対側に水面、公園、広場がある場合
 右図のように水面、公園、広場の反対側の境界線から道路
 斜線制限が引かれます。
角度は各地域の道路斜線制限の
角度に準じます。
 
・隣地が水面、公園(児童公園を除く)の場合
 
この場合は右図のように通常の各地域に対する隣地斜線
 制限が水面や公園の幅の1/2まで制限の緩和となります。
角度は各地域の隣地斜線制限の
角度に準じます。
上へ
 
・隣地地盤より1M以上敷地の地盤が低い場合
 この場合は右図のような隣地斜線制限の緩和があります。
 地盤の高さの差をH(M)とすると
  (H-1)/2 (M)
 制限が緩和され隣地斜線制限が上にあがります。
角度は各地域の隣地斜線制限の
角度に準じます。

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